語尾の変化
文章の語尾は一般的には「〜
니다」、会話体では「〜
이에요」です。
しかし実際に使われる会話の中では、韓国語も日本語と同じように語尾は多様に変化します。
ここで紹介する表現を使えばより会話らしく話すことができるようになります。
〜네요 〜ですね
「〜です」の後に「ね」をつけて会話っぽくする表現を日本語でも頻繁に使います。「〜
합니다」の「
니다」が取れ
代わりに「
네요」を付けます。
〜군요/는군요 〜ですね
「〜
네요」と同じ「〜ですね」の意味ですが、こちらの方がやや硬い表現となります。発音に注意して下さい。
普通に読むと「〜グニョ」ですが、この発音は「〜グンニョ」となります。名詞や形容詞の後ろには「
군요」を、
動詞の後ろには「
는군요」を付けます。
홍콩의 야경은 아름답군요
香港の夜景は美しいですね
일본은 지진이 많은 나라이군요
日本は地震が多い国ですね
언제나 열심히 차를 씻고 있는군요
いつも熱心に車を洗っていますね
〜거든요 〜なんですよね
軽い理由を表す言い方では、動詞や存在詞の語尾を取って「
거든요」を付けます。
오늘도 일로 바쁘거든요
今日も仕事で忙しいんですよね
고기보다 야채를 좋아하거든요
肉より野菜が好きなんですよね
〜죠 〜しよう!
「さあ〜しよう!」というような英語での「let's〜」の表現に相当する言い方があります。語尾は「〜
지요」と変化しますが
これが短縮された形が「〜
죠」です。「〜
죠」は色々な使い方ができます。「〜でしょう」と念を推す時や「〜かしら?」と
疑問形にして使うこともできます。
반드시 소원은 실현되겠죠
きっと願いは叶うでしょう
〜는거야 〜してるんだよ
友達など、より親密な間柄の人との会話では「〜してるんだよ」とか「〜してんだよ」のような表現を日常会話でよく使いますね。
韓国人の会話を聞いていると、この「〜
는거야」は頻繁に耳にします。
〜라구 〜なんだぞ
「〜なんだぞ」、「〜なんだってば」のように強調して訴えるような感じで喋る時があります。
これは、語尾に「
라구」を付けることで表現できます。