母音と子音を1つづつ組み合わせて文字を作ってきましたが、母音と子音にもう一つの子音を加えて
文字を作ることができます。この第3の子音のことをパッチムと呼びます。パッチムになり得る子音は
次のものがあります。
k(ク)
n(ン)
t(ツ)
r(ル)
m(ム)
p(プ)
ng(ン)
下の例を見て下さい。
「(キ)」という文字の下に「」がくっついています。これで「()キム※」と発音します。
発音に注意して下さい。「キム」と「ム」をはっきり発音しません。「ム」は発音するかしないか、寧ろ「ン」に近い音です。
「」これで「キムチ」を表しますが、日本語の「キムチ」のような発音にはなりません。
ネイティブが話すのを聞いていると「キンチ」に聞こえます。だからといって「ム」を完全に「ン」と発音するわけでもありません。
その他のパッチムが組み合わさった文字の発音です。
(カン)
そのまま「カン」と発音します
(サン)
そのまま「サン」と発音します
(チェ)ク)
後ろの「ク」は殆ど発音しません
(ク)ク)
後ろの「ク」は殆ど発音しません
(パ)プ)
後ろの「プ」は殆ど発音しません
(ス)ル)
後ろの「ル」は殆ど発音しません
(オッ)
「オットセイ」を発音するときの「オッ」です。
(マッ)
「抹茶(マッチャ)」を発音するときの「マッ」です。
(カプ)
後ろの「プ」は殆ど発音しません
(タ)ク)
後ろの「ク」は殆ど発音しません
(サ)ク)
後ろの「ク」は殆ど発音しません
(オ)プ)
後ろの「プ」は殆ど発音しません
(マーン)
そのまま「マーン」と発音します
(ア)ン)
後ろの「ン」は殆ど発音しません
(カ)ン)
後ろの「ン」は殆ど発音しません
(ッタ)ン)
後ろの「ン」は殆ど発音しません
母音と子音の組み合わせの下に2つのパッチムが付くことがあります。
これを2重パッチムと呼びます。
→2重パッチム