連体形
日本語でも「〜する人」、「〜するのは」や「〜した場所」といった表現をよく使います。このように名詞を修飾する動詞のことを連体形といいます。
このような表現を行う場合は、動詞の語幹に「
ㄴ」や「
는」を付けます。但し動詞が現在、過去、未来のいづれを表すかによって、付くものは異なります。
さらに、動詞のパッチムの有無によっても動詞の語幹に付くものは違います。下の表にまとめてみました。
| パッチム無し | パッチム有り |
過去形 | 본 내용 (見た内容) | 먹은 시간(食べた時間) |
現在形 | 보는 내용(見る内容) | 먹는 시간(食べる時間) |
未来形 | 볼 내용 (見る内容) | 먹을 시간(食べる時間) |
上の表ではパッチムの無い「
보다(見る)」という動詞とパッチムの有る「
먹다(食べる)」という動詞を例にしています。
過去形では「
보다」の「
다」を取った、パッチム無しの動詞の場合は「
ㄴ」を、
「
먹다」の「
다」を取った、パッチム有りの動詞の場合は「
은」を付けます。
現在形ではパッチムの有無に関係なく「
다」を取り、「
는」を付けます。
「먹는」の発音に注意して下さい。
「モンヌン」となります。パッチム「
ㄱ」の後に「
ㄴ」がくると、「
ㄱ」の発音は変化します。→
リエゾン
未来形ではパッチム無し、有りの場合でそれぞれ「
ㄹ」、「
을」を付けます。
しかし、ここで1つ困ったことが起きました。上の例の「見る内容」や「食べる時間」という日本語を現在形と捉えてよいのか未来形と捉えるべきなのか
分からなくはないでしょうか?例えば「今日はチャットする時間がないよ」と言いたい時、次のどちらが正しいのでしょうか?
@
오늘은 채팅 할 시간이 없어요
A
오늘은 채팅 하는 시간이 없어요
両方とも「今日はチャットする時間がないよ」と訳すことはできます。しかし正しいのは@の方です。何故?と思うでしょうがこう考えて下さい。
・習慣や一般論、現在行われている動作については現在形を使う
・これから行おうとしている動作については未来形を使う
それでは例文を見て行きましょう。
過去形の例